日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは5月6日、4月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は、4月の記録を更新する1万6700台。前年同月比は12%増と伸びた。
市場別では、最大市場の米国が1万1100台以上と牽引。前年同月比は8%増だった。米国に次いだのは、中国。3750台以上を売り上げ、前年同月比は41%増と伸びる。
また、欧州と中東、アフリカでは1450台以上を販売。インフィニティによると、とくに西欧が好調だったという。アジアとオセアニアは、19%増の約400台を売り上げた。
車種別では、主力セダンの『Q50』(日本名:新型日産『スカイライン』)をはじめ、『Q70』(日本名:日産『フーガ』)や、最上級SUVの『QX80』などが支持を集める。
インフィニティのローランド・クルーガー社長兼CEOは、「2015年に入っての勢いが、4月も持続。インフィニティを選択してくれた世界中の顧客に感謝したい」とコメントしている。