フィアットカフェがディーラーで再オープンした理由

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フィアットカフェ、東京渋谷区松濤に再オープン
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昨年9月に閉店したフィアットカフェ(東京都港区)が、新たにフィアット/アルファロメオ松濤(東京都渋谷区)のショールーム内にオープンした。なぜフィアットカフェがフィアット/アルファロメオ松濤で再オープンしたのか。

同ショールームを運営するファイブスター東都代表取締役社長の高野光司氏は、これまでフィアットをディーラーとして扱ったことや、自身でもアルファロメオに乗っていたことがその背景にあったと語る。

「アルファロメオやフィアットはクルマを楽しむのはもちろん、その仲間と話をするのが楽しかった。そういう仲間たちとツーリングに行くと、必ずイタリアンのお店に寄ってお茶をしたり、何か食べたりしていたので、それだったらショールームにそういうお店があってもいいと考えたのがきっかけ」だという。こうした楽しみ方・クルマとのつき合い方は、イタリア車の中でも特にフィアット・アルファロメオならではの文化だとか。

実は同ショールーム内ではベルリーナカフェが営業していた。このカフェは前述の目的をかなえるためのものだったが、今回、高野氏が考えるコンセプトと、FCAジャパンが考える、みんなで語り合い、楽しむことが出来るカフェというコンセプトが合致したことが、フィアットカフェオープンへの大きなきっかけとなった。

今後について高野氏は、「FCAジャパンはフィアット・アルファロメオのショールームにフィアットカフェを展開していくというビジョンを持っているようなので、カフェを絡めてイベントも開催するなど、イタリアの文化を広めながら、成功させたい」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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