トンネル内でトラック追突、トレーニング中の競輪選手が死亡

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4月27日午前11時30分ごろ、神奈川県三浦市内の県道で、トンネル内を走行していたスポーツタイプの自転車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突する事故が起きた。この事故で自転車に乗っていた37歳の競輪選手の男性が死亡している。

神奈川県警・三崎署によると、現場は三浦市南下浦町毘沙門付近で片側1車線の直線区間。毘沙門トンネル(全長278m)で、道路左側の路側帯を走行していたとみられるスポーツタイプの自転車に対し、後ろから進行してきたトラックが追突した。

自転車は押し出されるようにして転倒。乗っていた男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打が原因でまもなく死亡した。後の調べで、横須賀市内に在住する37歳の競輪選手と判明。警察はトラックを運転していた三浦市内に在住する53歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

死亡した男性はトレーニング中だった。トンネル内には照明も設置されていて見通しは良かったという。警察ではトラック側の前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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