スズキが発表した2014年度(2014年4月~15年3月)の四輪車の生産・国内販売・輸出実績によると、世界生産台数は前年度比6.5%増の304万2684台となり、初の300万台超えで2年ぶりのプラスとなった。
国内生産は軽自動車が増加し、同5.7%増の105万5078台と、2年ぶりに前年度を上回った。海外生産は、インド、中国、パキスタン等が増加し、同6.9%増の198万7606台で過去最高を記録。3年連続のプラスとなった。
国内販売は同3.8%増の75万5839台と、2年連続で過去最高の台数を記録し、4年連続のプラスとなった。軽自動車は『ハスラー』、新型『アルト』などが増加し、2年連続で過去最高記録を更新。同5.0%増の67万9353台で、3年連続のプラスとなった。登録車は同5.7%減の7万6486台で、2年連続のマイナスとなった。
輸出は同1.5%減の15万0284台と、4年連続で前年度を下回った。欧州、中南米向けが不振だった。