事故後逃走しようとした女、しがみついた男性そのままに5km走る

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沖縄県警は18日、追突事故を起こした後に逃走し、これを阻止しようとした被害者の男性がルーフレールにつかまっていることを認識しながら止まらずに走行を続けたとして、27歳の女を殺人未遂容疑で逮捕した。

沖縄県警・宜野湾署によると、逮捕された那覇市内に在住する27歳の女は17日午後10時30分ごろ、宜野湾市大山付近の国道58号で前走する乗用車に追突。そのまま逃走した。

前走車を運転していた20歳の男性は逃走するクルマを追跡。近くの商業施設駐車場に逃げ込んだクルマを発見して女を問い詰めようとしたが、女は再び逃走を開始。男性はこれを阻止しようと女が運転するクルマのルーフレールをつかんだが、女は構わずにクルマを発進させた。

女は男性がルーフレールにつかまっていることを認識しながら、約5kmに渡ってクルマを走行させたが、通報を受けた同署員が発見して抑止。女を殺人未遂容疑で逮捕した。男性にケガはなかった。

聴取に対して女は「間違いありません」などと供述しており、警察では事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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