米国の自動車最大手、GMと上海汽車の中国合弁、上海GMは4月19日、上海モーターショー15のプレビューイベントにおいて、中国向けの改良新型シボレー『マリブ』を初公開した。
マリブはGMの米国ベストセラー・ミッドサイズセダンで、トヨタ『カムリ』やホンダ『アコード』と競合する。初代マリブは北米専用車だったが、現行の2代目は世界6大陸、約100か国で販売されるグローバルカーとして開発された。
3世代目となる新型マリブは4月1日、ニューヨークモーターショー15でワールドプレミア。3世代目となる新型マリブは、先代に対して、ボディサイズを大型化。とくに、ホイールベースは101mm延長され、室内のゆとりが増した。その一方、車両重量は、先代比でおよそ136kgの軽量化を果たす。
上海モーターショー15では、2世代目マリブの改良新型モデルを初公開。米国では新型が発表されたマリブだが、中国では2世代目に大幅改良を施し、モデルライフを延長する。
中国の若い顧客の需要を満たすために、フロントマスクを中心に、デザインを刷新。エンジンは直列4気筒ガソリンのみ。2.0リットルと、2.4リットルの2種類が用意される。トランスミッションは、新開発の6速ATを組み合わせている。