横転したトラックの下敷きに…男児が死亡

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16日午後4時30分ごろ、大阪府泉佐野市内の国道26号で、徒歩で横断歩道を渡っていた8歳の男児に対し、交差進行してきた中型トラックが衝突する事故が起きた。男児はトラックの下敷きとなって死亡。警察はトラックを運転していた45歳の男を逮捕している。

大阪府警・泉佐野署によると、現場は泉佐野市南中樫井付近で片側2車線の直線区間。交差点には横断歩道と信号機が設置されている。8歳の男児が徒歩で横断歩道を渡っていたところ、交差進行するか、近くの交差点を左折してきたとみられる中型トラックが中央分離帯に乗り上げた弾みで横転。男児は車両の下敷きとなった。

近隣住民がフォークリフトを使って車両を持ち上げ、男児を救出。男児は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。警察はトラックを運転していた和歌山県九度山町内に在住する45歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。男児死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は交通量の多い交差点。聴取に対して男は「左方向から飛び出してきた子供を避けようと急ハンドルを切ったら中央分離帯に乗り上げ、それが原因で横転した」などと供述しているようだ。警察では事故当時の信号表示状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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