クアラルンプール(KL)とプトラジャヤ、半島部の6州において今年9月より家庭ごみの分別制度が導入される。
家庭ごみ分離制度の実施業者であるソリッド・ウェイスト・ソリッド・クリーニング・マネージメント・コープ(SWコープ)が明らかにした。
アブドル・ラヒム・マハマド最高経営責任者(CEO)によると、制度が導入されるのは、ジョホール、マラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、ペルリス、ケダ6州及びクアラルンプール、プトラジャヤとなる。分別を行わなかった家庭には、最高で1,000リンギの罰金が課せられることになる。
アブドル・ラーマン都市福祉住宅地方自治相は昨年、今年9月より段階的に、家庭ごみの分別制度を導入すると明らかにしていた。
現在マレーシアにおける固体廃棄物排出量は、1日当たり3万3,000トンとなっている。そのうちリサイクルされているのはわずか10.5%に留まっている。
SWコープは19日、「3R(減少、再使用、リサイクル)」のイベントをプトラジャヤとジョホール州で実施し、ごみ分別に関する周知活動を行った。約5,000人が参加した。
(ザ・スター、4月20日、マレーシアン・インサイダー、4月19日)