TRW、WCOTY ファイナリストの大半に安全技術を供給

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TRW コラム式電子制御パワーステアリング
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米国に本拠を置くTRWオートモーティブ・ホールディングス(以下、TRW)は4月2日、2015ワールドカーオブザイヤーのファイナリスト10台のうちの9台に、TRW製の安全技術を供給した、と発表した。

TRWは、米国の自動車部品大手。2014年9月にはZFがTRWを買収し、ドイツのボッシュに次いで、世界第2位の自動車部品メーカーが誕生している。

2015ワールドカーオブザイヤーのファイナリスト10台は、BMW『2シリーズ・アクティブツアラー』、シトロエン『C4カクタス』、フォード『マスタング』、ヒュンダイ『ジェネシス』、ジープ『レネゲード』、マツダ『デミオ』、メルセデスベンツ『Cクラス』、MINI『5ドア』、日産『キャシュカイ』、フォルクスワーゲン『パサート』。

TRWはこの10台のうち、9台に安全技術を供給。具体的には、前方の物体を認識するカメラ、レーダー、ブレーキ、ステアリングホイール、シートベルト、各種センサーなど。TRW独自のルーフエアバッグも、一部車種に搭載された。

TRWのピーター・レイク上級副社長は、「TRWの安全技術が、ワールドカーオブザイヤーのファイナリストの大半に採用されているのは光栄。全てのセグメントの車に、安全装備を供給するのは重要なこと」と述べている。

《森脇稔》

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