メルセデスベンツの上級4ドアクーペ、『CLSクラス』。同車が米国において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAから、「CLSクラスに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、LEDテールライトの不具合が原因。NHTSAによると、CLSクラスのLEDテールライトに、ボディ側面側が点灯しない可能性がある。これは、米国の安全基準に抵触。他車からの視認性が悪くなり、事故のリスクが増すという。
リコールの対象となるのは、2012-2015年モデルのCLSクラスで、AMG車を含む。米国で販売された3万0141台が、リコールに該当する。
メルセデスベンツUSAでは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、ライト制御用ソフトウェアを改修するリコール作業を実施する。