スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)は3月27日、フランス南東部で起きたジャーマンウィングス機の墜落を受けて、コックピットの安全規則を一部変更すると発表した。
仏検察当局は、副操縦士が機長をコックピットから締め出した後、意図的に墜落させたとみている。SWISSが定める新規則では、フライト中に運航乗務員2名(機長、副操縦士)のどちらかがコックピットを離れる場合、入れ替わりで客室乗務員1名がコックピットに入り、残った運航乗務員といなければならない。
SWISSはスイスのナショナルエアラインで、ジャーマンウィングスなどとルフトハンザグループの一翼を担う。チューリヒ、ジュネーヴ、バーゼルを拠点とし、49か国106空港に就航。保有機材は95機。社員数は8245人(3月27日現在)。