アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ空港会社は3月25日、世界的な環境キャンペーンである「アース・アワー」に向けて、5日からドバイ国際空港とアール・マクトゥーム国際空港で自主的に節電を実施していると発表した。
節電は2空港で使用する、優先順位の低い明かりを毎日1時間にわたって消すというもの。空港内の重要施設は対象外とし、旅客の安全・快適性と円滑なオペレーションを確保しながら、二酸化炭素(CO2)排出量159トン分に相当する、約23万kWhのエネルギー節約を見込む。
アース・アワーは、世界自然保護基金(WWF)が主催する、世界中の人々が同じ日の同じ時間に電気の明かりを消し、地球温暖化問題について考えるキャンペーン。今年のアース・アワーは日本時間28日20時30分から21時30分まで。