エアアジア・インディアは、インド政府が国内の航空会社に対し、5年の営業実績と旅客機20機を所有するという条件に代わるものとして検討中のガイドラインに対する不満を明らかにしたとエコノミックタイムスが伝えた。
新たなガイドラインの元で航空会社各社は飛行距離に基づいてポイントを獲得し、DFCs(国内飛行信用度)と呼ばれるこのポイントを一定数貯めると国際線の運行が可能になる。
さらに長距離飛行に対してはボーナスポイントが加算され、DFCsを300ポイント貯めると欧米等の長距離国際線の運行が許可される。
しかし、エアアジア・インディアのミットゥ・チャンドリヤ代表取締役はこの新ルールが新規参入者にとっては未だ不利なものであると指摘した。
規定のポイントを貯めるには多くの機体が必要になり、同社が所有する3機のエアバス『A320』ではボーナスポイントを含めても全く届かず、エアアジアにとっては意味をなさないと話している。