横河電機、ペトロナスのFLNG施設の制御システムを受注

横河電機(本社・東京都)は25日、関係会社であるヨコガワ・コントロール・マレーシアが、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が建設する洋上液化天然ガス(FLNG)プラント向け制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。

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横河電機(本社・東京都)は25日、関係会社であるヨコガワ・コントロール・マレーシアが、国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)が建設する洋上液化天然ガス(FLNG)プラント向け制御システムと安全計装システムを受注したと発表した。

FLNGプラント「FLNG2」はサバ州沖合の海底ガス田で採掘した天然ガスを液化する設備として建設される。年間の液化天然ガス(LNG)生産能力は150万トン。生産開始は2018年初頭を予定している。

ヨコガワ・コントロール・マレーシアは、日揮と韓国サムスン重工業のコンソーシアムから事業を受注した。液化設備と貯蔵タンクの監視、制御を行う統合制御安全システムを納入し、エンジニアリング、据付け支援、試運転支援、運転員訓練支援を行う。

横河電機は、1989年にマレーシア法人のヨコガワ・コントロールを設立した。これまでペトロナスの生産設備向けに制御システムを多数納入している。今後も顧客の視点で最新の技術によるソリューションを提供し、海洋資源生産設備向け制御事業を拡大していく方針だ。

広瀬やよい

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