西武鉄道は3月28日の5時から、「西武池袋線(桜台~大泉学園駅間)全線高架化記念乗車券」を池袋・練馬・石神井公園・所沢各駅で発売する。発売額は1セット1000円。
桜台~大泉学園間の連続立体交差事業(連立事業)に伴う高架化工事が完了したことを記念したもの。A型・B型・C型・D型4種類の硬券乗車券と台紙がセットになっており、4枚あわせて桜台~大泉学園間の全ての駅名が記載されている。台紙は空中写真などでデザインし、連立事業の解説を載せている。発売数は2500セット。切符としての有効期間は5月31日までで、各券は片道1回限り利用できる。
池袋線の連立事業は東京都を事業主体とし、1971年に都市計画が決定。2003年3月までに桜台・新桜台~練馬高野台間、2011年4月までに練馬高野台~石神井公園間の高架化がそれぞれ完成した。石神井公園~大泉学園間は2013年11月24日に下り線が高架化され、残る上り線の高架化も今年1月25日に完了している。側道などの整備を含む事業全体の完了は2016年度の予定だ。