UDトラックス、ノーベル・プライズ・ダイアログに上智大生を招待

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UDトラックス「クエスター」(参考画像)
  • UDトラックス「クエスター」(参考画像)

UDトラックスは3月1日、東京国際フォーラムで開催された「ノーベル・プライズ・ダイアログ・東京2015」に顧客や従業員に加え、2014年に産学教育連携を締結した上智大学の学生を招待した。

ノーベル・プライズ・ダイアログは、ノーベル財団が企画・運営するイベントで2012年より、ノーベル賞授賞式に合わせてスウェーデン・ストックホルムで毎年実施されている。今回はノーベル財団と日本学術振興会が共同で主催。世界的な科学者たちが集まるシンポジウムで、スウェーデン以外の国では初めての開催となった。

今年は、2014年度ノーベル物理学賞受賞の天野浩教授や2012年度ノーベル生理学・医学賞を受賞の山中伸弥教授など、世界中から7名のノーベル受賞者、経済界の研究者や国策提案者など様々な分野の専門家が一同に会した。UDトラックスの親会社であるボルボ・グループを含め、スウェーデンを代表する4つの企業が協力会社として名を連ねた。

イベントでは、各分野の専門家が遺伝学・ゲノム科学の社会への影響や遺伝子組み換え生物などをテーマにこれからの社会をより良くするために、講演やパネルディスカッション、また参加者とも対談した。約1000名の参加者の半数は学生で、UDトラックスも2014年に産学教育連携を締結した上智大学の学生を招待するなど、積極的に学生の参加を奨励した。

上智大学から参加した学生たちは、「世界的な科学者がディスカッションする姿を直接見るだけで、刺激になった」「テーマが難しいのではないかと心配していたが、科学者は誰もが分かる言葉で話してくれたので理解しやすかった」など、知識の幅をさらに広げる貴重な体験になったようだ。

《纐纈敏也@DAYS》

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