米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは3月10日、BMWに『2シリーズ・アクティブツアラー』用の4WDシステムを納入した、と発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
BMW2シリーズ・アクティブツアラーは、BMWブランド初のFF駆動車であり、初のMPV。欧州仕様には2014年秋、4WD車が追加設定されており、このシステムをボルグワーナーが手がけた。
ボルグワーナーの4WDシステムは、路面状態や走行状況に応じて、前後間で自動的に駆動トルクを配分。最適なトラクション性能を発揮する。
ボルグワーナー・トルクトランスファーシステムズのStefan Demmerl社長は、「BMWグループとの協力関係拡大を誇りに思う」と述べている。