東京地下鉄(東京メトロ)は3月2日、南北線の発車メロディーをリニューアルすると発表した。線内のエリアごとにコンセプトを設定し、それにちなんだメロディーを流す。
東京メトロによると、白金台~永田町間は「大使館が多くインターナショナルが雰囲気」があるとし、「都会的なスタイリッシュさ」をイメージしたメロディーを導入。学校や神社が多い中間部の永田町~東大前間各駅は、後楽園駅を除き「緑豊かな都心」をイメージしたメロディーを導入する。本駒込~赤羽岩淵間は「江戸から近代への歴史」をイメージしたメロディーを流す。
一方、東京ドーム最寄駅の後楽園駅は「都心のベースボールパーク」にちなみ、メジャーリーグベースボール(MLB)の7回表終了時(セブンス・イニング・ストレッチ)に流される「Take me out to the ball game(私を野球に連れてって)」を採用する。
新しい発車メロディは3月10日から市ヶ谷駅で使用を開始。その後各駅に順次導入し、3月13日までに目黒駅を除く18駅に導入する予定だ。東京メトロは「今後も全路線に順次発車メロディの導入を進めてまいります」としている。