韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は3月3日(日本時間3月3日夕方)、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15において、『シードGTライン』を初公開する。
『シード』は、キアモーターズの欧州向け主力コンパクトカー。2012年春、ジュネーブモーターショー12で発表された現行型は、2世代目。引き続き、激戦区の欧州Cセグメントに投入された。親会社のヒュンダイ『i30』のプラットホームをベースに、開発されたのがシード。
5ドアハッチバックのエクステリアは、キアのアイデンティティのタイガーグリルが特徴。インテリアはプレミアムをテーマに、クオリティの高い仕上がりが追求されている。
ジュネーブモーターショー15で初公開されるシードGTラインは、シードの頂点に立つ高性能グレード、「GT」とほぼ同じ内外装を採用。その上で、環境性能に優れる新開発パワートレインを搭載した。
エンジンは、直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ「T-GDI」。最大出力120ps、最大トルク17.5kgmを発生する。トランスミッションには、新開発の7速デュアルクラッチを設定している。