スペインのSPANIA GTAが3月3日、スイスで開幕するジュネーブモーターショー15でワールドプレミアする『GTAスパーノ』の改良モデル。同車の2度目の予告イメージが公開された。
SPANIA GTAは1994年に設立。創設者のDomingo Ochoa氏が、30年に渡る自動車作りのノウハウを生かして、オリジナルスーパーカーの開発を進めてきた。そして同社は2009年春、スーパーカーのGTAスパーノを発表する。
GTAスパーノは、シャシーやボディにケブラー、カーボンファイバー、チタニウムなど、軽量素材をふんだんに使用し、軽量化。エンジンは、8.3リットルV型10気筒スーパーチャージャーをミッドシップにレイアウト。最大出力900hp、最大トルク102kgmを獲得した。
ジュネーブモーターショー15では、GTAスパーノの改良モデルが初公開される予定。ハイライトは新エンジン。8.3リットルから8.0リットルに排気量を縮小したV10を、ツインターボで過給。最大出力は925hp、最大トルクは124.4kgm。0-100km/h加速2.9秒、最高速370km/h超えという世界トップクラスの性能を備える。
同社は2月26日、改良新型GTAスパーノの2度目の予告イメージを1点、公式Twitterページを通じて配信。前回のリアスタイルの一部に続いて、ヘッドライトなどのフロントマスクが確認できる。