米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは2月17日、フォルクスワーゲンのディーゼルエンジンに、ターボ技術を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがフォルクスワーゲンに供給するのは、可変ジオメトリーターボチャージャー。フォルクスワーゲングループが新開発した1.4リットル直列3気筒ターボディーゼル「TDI」エンジンに、採用される。
このエンジンは、最大出力が75psと90psの2種類。ともに、欧州の最新排出ガス基準、ユーロ6を満たす。燃費性能は、最高で32.26km/リットルと優秀。
ボルグワーナー・エミッションズシステムズのブラッドリー・エリクソン社長は、「フォルクスワーゲングループとの長期に及ぶ協力関係を重視している」と述べた。