ガス欠したクルマの横に立っていて…2人はねられ死亡

自動車 社会 社会

20日午後7時20分ごろ、福岡県八女市内の県道で、路上駐車していたクルマの横に立っていた男性2人に対し、後ろから進行してきたワゴン車が衝突する事故が起きた。2人は収容先の病院で死亡。警察はワゴン車の運転者から事情を聞いている。

福岡県警・八女署によると、現場は八女市蒲原付近で片側1車線の直線区間。乗用車はガス欠を起こして道路左側の路肩に停車。大野城市内に在住する53歳の男性と、広川町内に在住する25歳の男性が車体右側に立って携行缶による給油作業を行っていたところ、後ろから進行してきたワゴン車が2人を次々にはねた。

2人は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で死亡。ワゴン車を運転していた北九州市八幡西区内に在住する43歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して男性は「クルマが停車していることには気づいたが、その横に立っている人に気づくのが遅れた」などと供述しており、警察は事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース