三菱自動車の米国法人、三菱モータースノースアメリカは2月3日、1月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は、1月としては2008年に次いで多い6493台。前年同月比は33.4%増で、11か月連続で前年実績を上回った。
6493台の内訳は、乗用車が前年同月比54.4%増の3223台と、2か月ぶりに増加。SUVなどのライトトラック系は、前年同月比17.7%増の3270台と、7か月連続の前年実績超え。
SUVでは、2010年10月に米国市場で発売した『アウトランダースポーツ』(日本名:『RVR』)が回復傾向。1月は2267台を売り上げた。前年同月比は23.3%増と、7か月連続で増加。アウトランダースポーツは2012年7月から、米国イリノイ工場での現地生産に切り替え、需要増に対応してきた。
また、新型を2013年6月に投入した『アウトランダー』は1月、1003台を販売。前年同月比は6.6%増と、8か月ぶりの前年超え。2013年9月に米国市場に投入した新型『ミラージュ』も、前年同月比45.7%増の1703台と、2か月ぶりに増加した。
2014年の三菱自動車の米国新車販売台数は、前年比24.8%増の7万7643台。三菱モータースノースアメリカのドン・スウェアリジェン営業担当取締役は、「2014年の前年比25%増の伸びに続いて、2015年も素晴らしいスタートを切った」と述べている。