日産 GT-R NISMO 対 コルベット Z06、徹底比較[動画]

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シボレー コルベット Z06と日産 GT-R NISMO を徹底比較した米『モータートレンド』
  • シボレー コルベット Z06と日産 GT-R NISMO を徹底比較した米『モータートレンド』

日産自動車のスポーツカー、『GT-R』の頂点に立つ『GT-R NISMO』。同車と、新型シボレー『コルベット』の高性能グレード、「Z06」を徹底比較した映像が、ネット上で公開されている。

GT-R NISMOは2013年11月、東京モーターショー13で発表されたGT-Rのフラッグシップモデル。VR38DETT型3.8リットルV型6気筒ツインターボエンジンは、レーシングカーの『GT-R NISMO GT3』用の高効率な大容量タービンをはじめ、気筒ごとに最適な点火時期をコントロールする制御や、最適な燃料噴射量をコントロールするインジェクター駆動回路を採用。

この結果、最大出力600ps、最大トルク66.5kgmを引き出す。これはノーマルに対して、50ps、2kgmのパワー&トルクの向上にあたる。

また、サスペンションやブレーキなどの足回り、エアロパーツなどの外装、インテリアも専用仕立て。ボディ剛性も引き上げられた。米国でのベース価格は、14万9990ドル(約1780万円)。ポルシェ『911ターボ』の15万1100ドル(約1790万円)に匹敵する。

一方、新型『コルベットZ06』は2014年1月、デトロイトモーターショー14で初公開。エンジンは自然吸気の直噴6.2リットルV型8気筒ガソリン(最大出力455ps、最大トルク63.6kgm)に代えて、専用ユニットを搭載する。

Z06では、「LT4」と呼ばれるスーパーチャージャー仕様となるのが特徴。直噴6.2リットルV型8気筒ガソリンエンジンは、新開発のスーパーチャージャーで過給される。最大出力は650hp/6400rpm、最大トルクは89.8kgm/3600rpm。

トランスミッションは、7速MTと新開発の8速AT。この8速AT仕様には、ステアリングホイールにパドルシフトが組み込まれた。0-96km/h加速は、7速MTが3.2秒、8速ATが2.95秒。また、0-400m加速は、7速MTが11.2秒、8速ATが10.95秒と、世界屈指の性能を誇る。

2月4日、米国の有力自動車メディア、『モータートレンド』は、2台のテスト映像を、公式サイトを通じて配信。恒例企画の『Head 2 Head』において、2台を徹底比較している。

《森脇稔》

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