東京ガスとパナソニック、家庭用燃料電池の新製品を開発…現行品より30万円安く

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東京ガスとパナソニックが共同開発した家庭用電量電池「エネファーム」の新製品
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東京ガスとパナソニックは、家庭用燃料電池「エネファーム」の戸建向け新製品を共同開発した。東京ガスが4月1日から新製品を発売する。

新製品は、戸建向けとしては、東京ガスとパナソニックが共同開発して一般販売する4機種目の製品となる。パナソニックが「燃料電池ユニット」を製造し、「貯湯ユニット」と「バックアップ熱源機」と組み合わせて東京ガスに供給する。

新製品は、部品点数削減などにより、希望小売価格を現行品よりも30万円安い160万円(税別、設置工事費別、停電時発電継続機能なしの燃料電池ユニット、標準タイプのバックアップ熱源機の場合)に抑えた。「エネファーム」の価格160万円は、日本で初めて。

また、停電時に電気を使いたいというニーズに対応しやすくするため、現行品では別付けのオプション品だった停電時発電継続機能を、燃料電池ユニットに内蔵した機種を新たに追加した。

さらに、様々な設置スペースに柔軟に対応するため、貯湯ユニットはバックアップ熱源機との一体型と別置型の2種類を設定する。燃料電池ユニットと貯湯ユニットは、顧客のニーズや設置スペースに応じて計4種の組み合わせから機種を選択できる。

東京ガスは、2009年5月に世界で初めて「エネファーム」の一般販売を開始し、累計販売台数約4万台を達成した。パナソニックは、2015年1月末までに、全国で累計約5万2000台を出荷した。

《レスポンス編集部》

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