トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は2月3日、1月の新車販売の結果を公表した。総販売台数は16万9194台。前年同月比は15.6%増と、11か月連続で前年実績を上回った。
トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、改良新型の2015年モデルが、2万6763台を販売。前年同月比は14.7%増と、2か月連続で増加した。2013年に新型を投入した『カローラ』は、20.2%増の2万7353台と、4か月連続で増加。『プリウス』は、0.3%増の1万2244台と、8か月ぶりに増加する。
トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が、前年同月比17.4%増の1万9824台と、1月の新記録。中型SUVの『ハイランダー』は、3.6%増の1万1060台と5か月連続で増加し、同じく1月の販売記録を打ち立てた。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、3.9%増の8197台と、5か月ぶりに増加。
レクサスブランドでは、SUVの『RX』が、前年同月比17.2%増の6569台と、4か月連続で増加。新型車の『NX』は、2812台を登録。『IS』は、10.7%増の3375台と、好調を維持する。『GS』は1679台を売り上げ、前年同月比は29.2%増と7か月連続のプラス。大幅改良を受けた『CT』は、22.1%減の1005台と、2か月連続で減少する。
トヨタ自動車の2014年米国新車販売は、前年比6.2%増の237万3771台。米国トヨタ販売のビル・フェイ副社長は、「2015年、力強いスタートを切った。2014年の勢いが1月も持続した」と語っている。