トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は1月28日、『アバロン』の2011-2012年モデルの一部、およそ5万2000台を、リコール(回収・無償修理)すると発表した。
今回のリコールは、オーディオシステムの不具合によるもの。米国トヨタ販売によると、トランク内のサブウーハーの配線が、所定の場所から移動。配線がサブウーハーの金属フレームに触れることで、電気的なショートが発生し、火災のリスクが増すという。
リコールの対象となるのは、2011-2012年モデルのアバロンの一部。米国で販売されたおよそ5万2000台が、リコールに該当する。
米国トヨタ販売は、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、オーディオシステムを修理するリコール作業を行う。作業に着手するまでの当面の対応策として、リアのサブウーハーの配線を外す方針。
なお、米国トヨタ販売は、「この不具合による事故や死傷者の報告は受けていない」とコメントしている。