キャタピラージャパンは、小型油圧ショベル向けの油圧ブレーカ「Cat Eシリーズ」2モデルを2月1日に発売した。
今回発売した油圧ブレーカは、6tから14tクラスの油圧ショベル向けで、H75Es/H95Esの2モデル。これらは油圧ブレーカを装着する油圧ショベルの性能を最大限に引き出し、破砕作業を効率的に行える。
また、縦型ブラケットや緩衝装置の採用など、随所に打撃性能・操作性を高める構造・機能を採用。さらに、耐久性に優れた機構やグリース(潤滑剤)の補充などを容易に行える優れたメンテナンス性/サービス性により、ランニングコスト低減に貢献する。
同社では去年7月に11tから76tクラスの油圧ショベル向け油圧ブレーカを7モデル、12月に小型製品向け油圧ブレーカを4モデル国内に導入。今回の導入によりCat Eシリーズ油圧ブレーカは、ミニから大型油圧ショベル、スキッドステアローダやコンパクトトラックローダをカバーする幅広いラインナップを実現した。
価格はH75Es 油圧ブレーカブラケット(307-308クラス油圧ショベル用)/ツール/ホース含むが200万円、H95Es 油圧ブレーカブラケット(307-308クラス油圧ショベル用)/ツール/ホース含むが228万円。