米国の大手自動車部品メーカー、ボルグワーナーは、アウディに新型デュアルクラッチトランスミッション用の部品を供給すると発表した。
ボルグワーナーは、自動車用ターボチャージャー製造の大手として知られる存在。また、排出ガスをクリーンにする技術でも世界をリードしている。
ボルグワーナーがアウディに供給するのは、アウディの新開発デュアルクラッチトランスミッション用の部品。この部品は、フリクションプレートと呼ばれ、パフォーマンスやシフトフィールを向上させる。
アウディは、この新型デュアルクラッチトランスミッションを、まずは『A6』に採用する予定。FF車と4WD車の両方に導入される。
ボルグワーナーのトランスミッション部門のロビン・ケンドリック社長は、「アウディの新型デュアルクラッチトランスミッションに部品を供給できるのは、喜ばしい限り。我々の部品が、耐久性を高め、NVHを低減する」と述べている。