しなの鉄道は3月22日、115系電車改造の観光車両「ろくもん」を北しなの線の開業記念特別列車として運転する。
「ろくもん」は2014年7月から、しなの鉄道線で営業運用を開始した観光車両。JR信越本線への乗入区間を含む長野~軽井沢間で運転されている。北陸新幹線の延伸開業(3月14日)に伴い、信越本線長野(長野市)~妙高高原(新潟県妙高市)間37.3kmが北しなの線としてしなの鉄道に引き継がれることになり、これを記念した特別列車が「ろくもん」で運行されることになった。
特別列車は妙高高原14時38分発~長野16時20着の片道1本。客室乗務員が記念品をプレゼントするほか、黒姫駅発車後に車内サービスを実施する。「ろくもん」のグッズなども販売する。
特別列車に乗車できるのは長野県長野市・飯綱町・信濃町と新潟県妙高市の在住者で、乗車駅は妙高高原駅か黒姫駅、降車駅は古間・牟礼・豊野・三才・北長野・長野各駅に限られる。事前応募制となっており、70人(ペア35組)を募集。応募はしなの鉄道の北しなの線開業準備室が2月2日から20日まで、郵便はがきで受け付ける。