古河ユニックは1月28日より、フラット型ユニックキャリア「ネオ・アルファ」をフルモデルチェンジ。「ネオ・アルファプラス」として販売を開始する。
新製品は荷台スライド装置にメンテナンス性に優れた「全工程シリンダ」を採用。シリンダの制御にはユニッククレーンで培われたブーム順次作動方式(シリンダ順次作動方式)を採用し、電気検出スイッチを使用しない構造で、耐久性・メンテナンス性など基本機能の向上を図った。
また、積載作業時の荷台ブレ抑制機能「ブレガード」を採用。今回は新たにフレームの強度アップを併せた「ブレガードプラス」で、より一層の荷台横方向のブレ・ズレ・ガタ付きを抑えた。
さらに「6チャンネル特定小電力型ラジコン」を今回も採用。標準装備の4段階アイドルアップ機能は、低速時の慎重を要する作業から高速時にはトップクラス(フラット型キャリア)のスピードで作業時間の短縮を実現。効率化を図りながら作業環境や積載車に合わせた最適な作業を可能としている。
フラット型キャリアのウィークポイントと言われる荷台全スライド時(フルフラット時)の作業長も、スライド機構の見直しによって、前モデルと同じ荷台長(5710mm)を維持しながらも、前モデルより短い作業スペースを実現した。
なお、ラジコン操作でのリヤゲートの開閉が自動的に行える「全自動油圧開閉式リヤゲート」、夜間・早朝や悪天候時の乗り込み作業に威力を発揮する「荷台内LEDマーカーランプ」、夜間走行時の安全性を向上させる「LEDマーカーランプ(車幅灯を標準装備)」といった機能を装備したプレミアム仕様も同時発売する。
価格は267万8400円、プレミアム仕様が300万2400円。