インドが世界の経済成長の基礎となるための協力を惜しまないとして、日本政府が17日、未開拓市場である南アジア地域協力連合(SAARC)諸国におけるエネルギーネットワークの確立を約束した。エコノミックタイムスが報じた。
岸田文雄外務大臣は日本とインドの関係を『特別なものである』として、インド太平洋地域での経済的な繁栄のためには『開かれた安定した海域』が鍵となると述べた。
またインド東北地方アルナチャル・プラデーシュ州のインフラ開発に関しては、インドと中国との間での議論が解決しない限り、日本としての援助は現在のところ計画していないとした。
岸田大臣にとっては着任後初めて訪問する国がインドとなることで二国間の緊密な関係を強調した。