ルノー・ジャポンは1月26日、『キャプチャー』の限定車、『キャプチャーファーストアニバーサリーエディション』を発売した。合計100台限定で、価格は267万2000円。
日本では、2013年の東京モーターショーで初披露され、2014年の2月末から販売を開始したキャプチャーは、間もなく発売1周年を迎える。それを記念した限定車がファーストアニバーサリーエディションだ。
「この限定車のポイントは、大きく3つある」とは同社マーケティング部の光村聖子さんの弁。具体的には「上級グレードのインテンスをベースに専用ボディカラー、専用内装、ナビを標準したことだ」と述べる。
専用のボディカラーは、ベージュサンドレに、イヴォワールというアイボリーのルーフか、ノワールエトワールというブラックのルーフの2種類が用意される。「ベージュサンドレとは、フランス語で灰色がかったベージュという意味合いだ。これまでのルノー車では、『ルーテシア』の最上級グレードにあったイニシャルパリなどに使われていたカラーで、洗練された、都会的な雰囲気を持った色味になる」と光村さん。
専用の内装は、ジップシートクロスとステアリングホイールに、シルバーの模様を施した。「これは、ルノーのひし形のエンブレム、ロサンジュを模したデザインで、これも都会的な外装の雰囲気に合わせた内装になっている」と説明。
そして、「キャプチャーのコンセプトは、“恋に落ちた二人が冒険の旅に出る”というものなので、ナビはそのツールのひとつとして標準装備にした」とコメントした。これらを標準装備としながら、「インテンス」グレードと同価格に抑えているのも限定車の大きな特徴だ。