ヘルスフィットネス事業を展開するFitbitが1月22日、三菱ビルにてメディアブリーフィングを行い、この春日本で発売開始予定のワイヤレス活動量計・睡眠計リストバンドの『Fitbit charge』をアピールした。
Fitbit Chargeのターゲットは25歳から55歳。機能には歩いた歩数や移動距離などのアクティビティ記録と、睡眠の長さと質の記録、そして着信通知機能がある。
◆睡眠の長さと質を記録
「睡眠センサーがビルトインされているため自分の睡眠の質や就寝パターンのトラッキングが可能である。これは自分で設定することなく自動的に作動して記録される。こうして睡眠時間のうちどのくらい深い眠い眠りをしたか、浅い眠りをしたかもわかるし、就寝中何度目がさめたかも記録される」(Fitbit アジアパシフィックならびに北APAC プロダクトマーケティングマネジャー キャスパー・チェン氏)。
◆ジョギング、会議中の通知確認にchargeを
また、特に強調したい機能に“着信通知”が挙げられた。「6メートル以内にスマートフォンがあればスマホへの着信通知が、手首を(chargeを)みることで確認できるようになる。誰から電話があったのか、も表示される。またバイブレーションで知らされるため、会議中に電話が入ってスマートフォンをみるのが失礼な状況でも手首についている「FitbitChange」の表示はみることができる」とチェン氏。ジョギング、ランニングをしながら確認できることも、この機能の利点として挙げられた。
この他のアピールポイントとして、チェン氏は質感・デザインを挙げる。「傷がつきにくく耐久性が高い。手首にフィットしはずれにくい。実際に着用していてもとても心地よい。パソコンでのタイピングの際にも邪魔にならない」(チェン氏)
この他に、カロリー記録の緻密さにも言及。毎日の食事カロリーを記録する際の利便性向上のためバーコードスキャナーやクイックカロリー計算機、そしてデータの増強を施したという。現在35万件の食品データベースがあり、そのうち日本食はおよそ10万件を占めているという。チェン氏は「何を食べてどのくらいのカロリーを摂取しているのかのトラッキングも重要。Fitbitの製品を使うことでとてもクリアにトラッキングをすることができる。“おにぎりの具”もカロリー記録に反映させることができるようになっている」とコメントした。