渋滞の列にトラック突っ込み炎上、運転者が死亡

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20日午前10時50分ごろ、滋賀県彦根市内の名神高速道路上り線で、渋滞中の車列に対し、後ろから進行してきた中型トラックが突っ込み、車両4台が関係する多重衝突に発展した。この事故で追突してきたトラックの運転者が死亡している。

滋賀県警・高速隊によると、現場は彦根市小野町付近で片側2車線の直線区間。事故当時は前方にあるトンネルの工事に伴って、第2車線の通行が規制。第1車線では渋滞が発生していた。中型トラックは速度を落とさずに進行。そのまま渋滞車列に突っ込み、車両4台が関係する多重衝突に発展した。

追突してきたトラックは中破炎上。運転していた30歳代とみられる男性は全身やけどが原因でまもなく死亡。車列最後部に位置していた大型トラックを運転していた42歳の男性が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場は見通しの良い区間。警察では追突側トラックの前方不注視が事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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