コマツは、建設現場ICTソリューション「スマートコンストラクション」を2月1日より開始する。
コマツは、中期経営計画で「イノベーションによる成長戦略」を掲げ、2013年からICTブルドーザ「D61PXi」やICT油圧ショベル「PC200i」などのICT建機の市場導入を進めてきた。これに加え、建設現場が抱える様々な課題を解決し、「未来の現場」を実現させていくためのソリューションを開発、提供するサービス新事業「スマートコンストラクション」を開始する。
同社が新たに開発したクラウドプラットフォーム「コムコネクト」では、「現況の高精度測量」「施工完成図面の3次元化」「変動要因の調査・解析」「施工計画の作成」「高度に知能化された施工」「完工後の施工データ活用」の6つのプロセスに関わるあらゆる情報を入力。建設現場にあるあらゆる情報をICTで繋ぎ、安全で生産性の高い現場を実現するとともに、蓄積されたデータを社会インフラの整備や災害復旧にも役立てていく。