マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは2015年1月16日、2014年の欧州新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は17万5028台。前年比は19%増と、2桁の伸びを達成した。
好調な販売を牽引したのは、SUVの『CX-5』。2014年は欧州でおよそ5万8000台を売り上げ、マツダの欧州最量販車に君臨。『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)も、前年比82%増のおよそ5万台と好調だった。
市場別の伸び率で見ると、ポルトガルが前年比79%増。以下、ポーランドが77%増、スペインが71%増で続く。ハンガリーが41%増、チェコおよびスロバキアが38%五大主要国では、ドイツが17%増の5万2491台、英国が21%増の3万7784台という結果。
また、2014年第4四半期(10‐12月)の欧州新車販売台数は、前年同期比8.7%増。8四半期連続で、前年実績を超えた。
マツダモーターヨーロッパのMartijn ten Brink営業担当副社長は、「マツダ車の顧客だけでなく、新たな顧客からも根強い需要がある」とコメントしている。