日本大学生産工学部自動車工学リサーチ・センターは2月24日と25日、名古屋大学、ミシシッピ州立大学とともに、「自動車CAEフォーラム2015」をソラシティカンファレンスセンター(東京・お茶の水)で開催する。
CAE(Computer Aided Engineering)とは、コンピュータ技術を活用した製品設計や工程設計の事前検討支援、またはそれを行うツールを指す。CAE技術の応用は多分野に跨り、自動車分野に限っても所属する企業や開発者や技術者といった個人レベルによってもその捉え方は大きく異なる。CAEフォーラムはこのような混沌とした状況に対して、産学連携により1つの指標を提示しようというものだ。
今回のフォーラムには、トヨタ自動車、日野自動車、本田技術研究所、日産自動車、マツダ、三菱自動車、ケンプトン工科大学などからCAE技術のエキスパートを講演者に迎え、自動車分野におけるCAEの導入事例などを紹介する。
また、昨年のパイクスピーク EV部門を制した増岡浩氏、日野自動車 岡本一雄相談役、ケンプトン工科大学 ステファン-アレクサンダー・シュナイダー教授の基調講演を予定。自動車CAE技術の展示会も同時開催する。
受講料は無料(事前登録制)、一部招待制。懇親会への参加は有料(4000円)となる。