【オートモーティブワールド15】最大24レイヤーの広画角レーザーレーダー、前方のモノ・人を立体表示

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ZMPがデモ展示した広画角レーザーレーダー(オートモーティブワールド2015、1月14日、東京・有明)
  • ZMPがデモ展示した広画角レーザーレーダー(オートモーティブワールド2015、1月14日、東京・有明)
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  • ZMPがデモ展示した広画角レーザーレーダー(オートモーティブワールド2015、1月14日、東京・有明)
  • ZMPがデモ展示した広画角レーザーレーダー(オートモーティブワールド2015、1月14日、東京・有明)

自動運転技術を開発するZMP(東京・小石川)は、オートモーティブワールド2015(東京・有明)で、夜間でも高精細な三次元情報をリアルタイムで映し出す広画角レーザーレーダーのデモンストレーションを公開した。

ハードウェアはコニカミノルタ製。デモ展示では、トヨタ『プリウス』のルーフに三脚付きで設置されていた。「デモ用に、高い位置からレーダーを照射したいためにルーフに載せた。本来は、ドライバーの視点と同じ高さか、フロントのグリル部分あたりに組み込むイメージ」と同社はいう。

「このレーザーレーダーはTOF(Time Of Flight)方式。垂直方向に24のレイヤーがあり、水平方向は180°の広範囲でスキャンできる」と同社。デモでは来場者の姿を立体的にとらえ、10m以内の人間は赤く、遠ざかるほどに青くなるというグラデーションも表示されていた。

測定距離は車両が最大100m以上、人が最大50m以上で、夜間も周囲の明かりの具合によらず、人・地形・構造物などを区別できるという。同社は、「クルマの自動運転や物流輸送機器などの認識に役立てるよう、今後コンポーネントを開発していく」と話していた。

《レスポンス編集部》

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