三菱航空機 MRJ、右舷エンジンの試験運転…初飛行に向け本格始動

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MRJ飛行試験機初号機右舷エンジンの試験運転(13日)
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  • 三菱航空機 MRJ
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三菱航空機は、2015年第2四半期(4-6月)に予定しているMRJ(三菱リージョナルジェット)の初飛行に向けて各種試験を本格化したと発表した。

同社では1月13日、県営名古屋空港(愛知県西春日井郡豊山町)エプロンで、MRJの飛行試験機初号機右舷エンジンの試験運転を初めて実施した。試験運転の結果、機体に搭載された状態で、エンジンの動力系統や、油圧・燃料・空調・電気系統などの各システムが機体として総合的に作動したことを確認した。

また、同社では昨年12月25日に、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所小牧南工場(愛知県西春日井郡豊山町)に隣接する技術試験場で、全機静強度試験機の主翼上曲げ試験を実施した。全機静強度試験は、設計・製造された機体の強度が、航空機を安全に飛行させるために必要な基準、要件を満たしていることを検証する機体構造試験のひとつ。様々な飛行条件の中で想定される最大の力を負荷するもので、試験の結果、予測通りの試験結果が得られたとしている。

同社は今後も、機体機能の確認や、開発上の技術試験など各種試験を進め、初飛行に向けて準備していく方針。

《レスポンス編集部》

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