日産車のカスタムパーツやコンプリートカーを販売するオーテックは、9日から11日まで開催された「東京オートサロン2015」で3台のコンセプトカーを展示。その1台で、ひと際来場者の注目を浴びていたのがミニバン『セレナ』をベースとした『ライダー アドバンス スタディ』だ。
コンセプトは先進性、スマート感、ダイナミック。「ライダー」シリーズの新たな姿を提案するスタディモデルだという。
セレナをベースとしているものの、それとは気づかないほどフロントマスクが大幅に変更されているのが大きな特徴だ。大きく「エラ」を張り出したフロントバンパーがまず目を引くが、よく見るとヘッドライト形状もノーマルセレナよりシャープなものに変更されているのがわかる。ただのカスタムカーとは力の入れようが違う。上級ミニバン『エルグランド』を超えるほどの高級感と押し出し感を手に入れている。
フロントに比べサイド、リアはシルエットこそ変わりないが、ボディ下部まわりのエアロパーツを刷新。シルバーを組み合わせたよりシャープなものとなっているほか、リアフェンダーは大きく張り出し、迫力を増している。19インチの大径アルミホイールも大きなアクセントとなっている。
このライダー アドバンス スタディ、参考出品車ということで、スペックなど詳細は明らかにされていない。会場の説明パネルには「公道走行不可」と小さく書かれていた。