マツダの米国法人、北米マツダは2015年1月5日、2014年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は、過去20年で最多の30万5801台。前年比は7.7%増だった。
好調な販売の牽引役となったのは、SUVの『CX-5』。2014年は、米国で年間9万9122台を売り上げ、前年比は24.6%と伸びた。また、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)も、22%増の4万3637台と、好調だった。
最量販モデルは、『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)で、唯一の10万台超えとなる10万4985台。前年比は0.3%増と、微増ながらプラスに転じた。最上級SUV、『CX-9』は、24.9%減の1万8496台と後退する。
また、入門車の『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、モデル末期ながら、1万3615台を販売。前年比は15.8%増と、2桁の伸び率。一方、新型投入を控えた『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)は、前年比17.9%減の4745台にとどまった。
SKYACTIV搭載車の販売も増加。2014年の米国でのSKYACTIV搭載車の販売は、前年比30%増。2014年の全販売に占める割合は、84%に到達している。