【CES15】デンソー、センシング技術などを活用した各種システムを紹介

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デンソーは、2015年1月6日から9日に米国ラスベガスで開催される国際的な家電ショー「2015 International CES」に出展する。

同社は、「より快適で、安心・安全な未来の暮らしを支えたい」をテーマに、自動車分野の展示に加え、より良い暮らしづくりにつながる非自動車分野の各種製品・技術を紹介する。

今回の展示では携帯電話や2台の実験車両を使い、センシング技術とHuman Machine Interface技術を活用した各種システムを紹介。クルマとインフラをつなぐV2IやクルマとクルマをつなぐV2Vなどのシステムをはじめ、ドライバーに負担をかけずに、安心・安全に貢献するさまざまな情報を提供するコックピット情報システムを展示する。

さらに、乗り手にやさしく、環境に配慮した新しい商業用カーシェアリングの実証実験など、クルマと家、そして社会をつなぎ、社会全体のエネルギーの効率的活用を視野に入れ、現在開発に取り組んでいるマイクログリッド技術も紹介する。

非自動車分野においては、自動車分野で培った技術を活用した農業、ヘルスケア、セキュリティなどに関する製品・システムを紹介。例えば、農業では、温室内の温度や湿度、CO2濃度を制御することにより、農産物の生産性向上に貢献する農業生産支援システムの「プロファーム」を、ヘルスケアでは自動車のセンシング技術を活用してユーザーの健康状態を把握・確認するヘルスモニタリングシステムなどを紹介する。

《成瀬雄太@DAYS》

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