フォード、フォーカス RS 新型の投入計画を発表

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先代フォード フォーカス RS
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米国の自動車大手、フォードモーターの主力コンパクトカー、フォード『フォーカス』。同車の最新型に、頂点に立つ高性能グレードが設定される。

これは12月11日、フォードモーターが明らかにしたもの。同社は、新型フォード『フォーカスRS』を世界市場に投入する、と発表している。

先代のフォーカスRSは、2009年に発売。ボルボカーズ製の2.5リットル直列5気筒ガソリンターボは、シリンダーヘッドやカムシャフトを一新。さらに、吸排気系やコンピュータープログラムも変更された。この結果、最大出力300ps、最大トルク44.9kgmを発生。6速MTを介して、0-100km/h加速5.9秒、最高速度258km/hの性能を発揮する。

駆動方式は、先々代の4WDからFFへ変更。これは軽量化が目的。大パワーのFF車特有の欠点であるトルクステアについては、新開発のレボナックルサスペンションを前輪に採用することで対処した。足回りは235/35R19サイズのワイドタイヤを装着。ブレーキローター径は前336mm、後ろ300mmの大径仕様で、ハイパワーに対応。

現時点では、新型フォーカスRSの詳細は公表されていない。先代は欧州市場がメインだった。これについて、同社は、「フォーカスRSとして初めて、新型は世界主要市場に投入」と説明している。

《森脇稔》

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