ヤマハ発動機は、ASEAN向け150ccスポーツモデルに搭載している水冷4バルブFIエンジンを軽量フレームに搭載した新製品『エキサイターT150』を12月からベトナム市場に投入すると発表した。
エキサイターT150は、「The King of The Streets」をコンセプトに、10代後半~20代前半の男性をターゲットに開発した。新設計の軽量フレームを採用することで、150ccながら現行エキサイターT135(135cc)より軽量のボディに仕上げた。
エンジンは150ccスポーツモデル系エンジンをベースに、吸排気系を専用設計したFIエンジンを搭載する。ダイキャスト技術による軽量アルミダイキャストホイールとリア120mm幅ワイドタイヤを採用する。スーパースポーツである「YZF-R1」のエッセンスをアンダーボーンに採り入れた。
エキサイターとして3代目となるT150は、ユーザーのし好が多様化する中、よりスポーティな乗り味を求めるニーズに対応するために開発した。
生産はヤマハ・モーター・ベトナムが行う。販売計画は発売から1年間で17万台。価格はRC仕様が4499万ベトナムドン。