日産ゴーンCEO、在日ブラジル商業会議所の「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞

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ルノーのカルロス・ゴーンCEO
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日産自動車は、カルロス ゴーン社長兼CEOが在日ブラジル商業会議所(CCBJ)の「パーソン・オブ・ザ・イヤー2014」を受賞したと発表した。同賞は、日本-ブラジル間の経済関係強化においてその年に最も功績のあった個人に年に1度贈られるもの。

今回の選出にあたっては、ゴーンCEOの日本-ブラジル間の経済関係拡大への貢献や、世界的なビジネスリーダーとしての功績が、CCBJ会員から高い評価を受けた。

都内ホテルで行われた授賞式でゴーンCEOは「今回の受賞は、人々や文化間の違いが強さの源となり、豊かさの可能性やチャンスとなるという私の考え方を再確認するものとなった。まさにこうした要素が、ルノー・日産アライアンスの成長の糧となっている」とコメントした。

日産自動車は2014年4月、リオデジャネイロ州レゼンデの新しい生産工場を開設。この複合的な自動車生産工場は、今後、車両20万台、エンジン20万基の年間生産能力と2000名の従業員を有し、日産が中南米でビジネスを発展させるための主要生産拠点となる予定だ。

また、ルノーにとってもブラジルは主要なマーケットであり、過去3年間、同社にとって2番目に大きい市場となっている。昨年、ルノーは、クリチバ工場の拡大工事を完成。その勢いを継続し、今後、クアトロバラスに新しいロジスティックセンターを設置する予定だ。

《纐纈敏也@DAYS》

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