JR西日本、新大阪駅で13・14番線ホームを移設…来年1月18日

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今回の切替工事では2号ホームを使用している13・14番線を3号ホームに切り替える。その後は1号ホームを使用している11・12番線を2号ホームに切り替える工事を進め、空いた1号ホームにおおさか東線が入る形になる。
  • 今回の切替工事では2号ホームを使用している13・14番線を3号ホームに切り替える。その後は1号ホームを使用している11・12番線を2号ホームに切り替える工事を進め、空いた1号ホームにおおさか東線が入る形になる。

JR西日本は12月17日、新大阪駅(大阪市淀川区)の在来線ホームのうち、13・14番線ホームを2015年1月18日から新しいホームに切り替えると発表した。おおさか東線(2018年度末全通予定)の工事の一環。

おおさか東線は、新大阪駅から片町線(学研都市線)の鴫野・放出両駅を経て、関西本線(大和路線)の久宝寺駅に至る全長約20kmの鉄道路線。線路の大半は片町線の貨物支線(城東貨物線)を電化・複線化して旅客列車を走らせる。南側の放出~久宝寺間9.2kmは2008年3月15日に開業しており、北側の新大阪~放出間11.1kmは2018年度末の開業を予定。新大阪駅では同線の乗り入れに伴う在来線ホームの切替工事が順次進められており、17・18番線ホームと15・16番線ホームの切替えが既に完了している。

今回は現在の13・14番線ホームの東側に隣接している新13・14番線ホーム(旧15・16番線ホーム)に切り替える。新13番線ホームは5時25分発の京都行き普通列車から、新14番線ホームは5時45分発の京都行き普通列車から、それぞれ使用を開始する。

この工事に伴い、1月18日早朝は大阪5時00分発の京都行き普通列車が大阪~吹田間のみ運休し、代替として大阪5時00分発の高槻行き臨時快速が運転される。臨時快速は東淀川・吹田・岸辺・千里丘・摂津富田の各駅を通過する。今回はバスやタクシーによる代行輸送は行わない。

新13・14番線ホームはエレベーター1基とエスカレーター3基を設置。発車標も3カ所に設ける。また、列車とホームの隙間を縮小して段差も解消。LED発車標の表示機能を強化して次の列車の表示を3本から5本に拡大し、路線記号も導入する。このほか、ホーム上の照明を全てLED化し、消費電力を約35%削減する。

《草町義和》

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