踏切内で立ち往生、遮断機を押し上げる間に列車と衝突

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13日午前11時15分ごろ、千葉県市原市内にある小湊鉄道線の踏切で、踏切内に立ち往生していた乗用車に対し、通過中の普通列車が衝突する事故が起きた。この事故でクルマに同乗していた89歳の女性が軽傷を負っている。

千葉県警・市原署によると、現場は市原市佐是付近。踏切には警報機と遮断機が設置されている。乗用車は警報機が作動した後に踏切内へ進入。遮断機に進路を塞がれて立ち往生していたところ、通過中の上り普通列車(上総牛久発/五井行き、2両編成)が衝突した。

この事故でクルマは中破し、助手席に同乗していた89歳の女性が打撲などの軽傷。運転していた同市内に在住する67歳の女性は車外に出ていてケガはなく、列車の乗客乗員約30人にもケガはなかった。

運転していた女性は立ち往生した直後、車外に出て遮断機を押し上げようとしていたようだ。警察では女性から往来危険容疑で事情を聞き、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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