英国のロンドン・ヒースロー空港は12月15日、全ターミナルのデジタルサイネージを活用する観光誘客キャンペーン「GREAT」の第4弾「スコットランド編」の開始を発表した。
「GREAT」第4弾は、ヒースロー空港、英国政府観光庁に加え、スコットランド観光局も参加。スコットランド文化を体現する漁師、歌手、野生生物専門家らが登場する映像を制作し、すべてのターミナルに設置してあるデジタルサイネージ326台で放映する。放映期間は3カ月。
14年3月にスタートした「GREAT」は、第1弾で「イングランド南西部とウェールズ」、第2弾で「ヨークシャー」、第3弾で「イングランド北東部」を取り上げた。年間400万ポンドの広告費はヒースロー空港が全額負担する。
ヒースロー空港とスコットランドを結ぶ路線は、同空港を拠点としているブリティッシュ・エアウェイズがアバディーン、エディンバラ、グラスゴー路線を運航している。