蚊よけ成分配合の塗料、関西ペイント子会社が発表…マレーシア

関西ペイント子会社のカンサイ・コーティングス・マレーシアが、東南アジア諸国連合(ASEAN)初の蚊よけの塗料を発表した。商品名は「ALES・アンチ-モスQ」で、水ベースの屋内用塗料となる。12月12日付のザ・スター、12月11日付のベルナマ通信が報じた。

エマージング・マーケット 東南アジア

関西ペイント子会社のカンサイ・コーティングス・マレーシアが、東南アジア諸国連合(ASEAN)初の蚊よけの塗料を発表した。商品名は「ALES・アンチ-モスQ」で、水ベースの屋内用塗料となる。12月12日付のザ・スター、12月11日付のベルナマ通信が報じた。

ウィリアム・チン社長によると、2年間は防虫効果が続くという。家全体の壁に塗料をコーティングした場合、蚊がとまる表面が少なくなり、蚊がその家を避けて別の場所に飛んでいくことに繋がることが期待できるという。商品の開発段階で実施したテストでも、デング熱を媒介するネッタイシマ蚊の60%、また日本脳炎などを媒介するイエ蚊の80%が「ALES・アンチ-モスQ」が塗布された壁を避けたという。

関西ペイントはマレーシア市場でのシェアを現在の20%から拡大させることを目標としている。

カンサイ・コーティングス・マレーシアはカジャンのブキ・ラジャにある水ベースの塗料プラントに2000万から3000万リンギの投資を行っている。

千田真理子

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